初めての方でもお気軽にご相談下さい 052-201-0010 月水金土:10:00~18:00 火:14:00~20:00 休診日:木・日・祝
TOP > はじめにお読みいただきたいこと

ふしみ矯正歯科では一生涯にわたる健康で美しい歯並び・噛み合わせを作ることで、口元のお悩みを解決するために当院が考える最善の矯正治療を目指しております。
このページはお読みいただくのに少しばかり時間を要しますが、じっくりお読みください。当院の「治療に対する考え方」、「治療のゴール」につきまして書かせていただきました。
矯正治療に携わって20年、開業して12年目になりました。その間一貫してこだわり続けてきたのが、最善の矯正治療とはどのような治療か、ということです。
矯正治療は一般的に2年~3年かけて行うもので、その期間でおおよその場合は治療終了いたします。しかし、患者さまにとっては一生お付き合いされるご自分の歯であり、歯並びといえます。ですから、一生に渡ってよい歯並び、かみ合わせ、そして正しい顎の位置が維持できるように、細心の注意を払いながら治療を行ってきました。
そこで、当院で最も注意を払って行っている治療のステップが「精密検査」「診断」です。
下記がおおまかな矯正治療のステップです。

まず、矯正相談にお越しいただいたときに矯正治療についての概要をご説明します。
次に、実際に矯正治療を行う前に、「精密検査」「診断」を行います。
ここが非常に大切になるのです。
「精密検査」「診断」はなぜ大切なのでしょうか?
例えば、家を建てる場合を考えて見ましょう。
土台や基礎工事がしっかりとできていないと、その上にいくら腕の良い大工さんが家を建てたとしても、傾いた家ができてしまいます。
矯正治療も同様で、土台であるあごの位置や歯周組織(歯を支える周りの歯ぐきなどの組織)の状態によって、結果が大きく変わってしまうのです。
そこで大事なのが、できるだけ正確に精密な検査を行い、治療計画(診断)を立てることなのです。
ふしみ矯正歯科ではいくつか行う検査の中のひとつとして、かみ合わせの位置関係の検査を行っています。
かみ合わせの位置関係を正しく把握しないで矯正治療を行ってしまうと、正しくないかみ合わせの状態で矯正治療を進めてしまうことになり、後々、問題が起こる可能性があるからです。
ここでは、そのかみあわせを検査する方法について簡単にお話いたします。

上あごと下あごの位置関係を確認するために、咬合器という装置を使います。
しかし咬合器を使えば自動的にかみ合わせのずれがわかるわけではありません。
正しいかみ合わせの記録をしっかりととることが重要なのです。
そのためふしみ矯正歯科では3分~5分かけてかみ合わせをとります。
かみ合わせといっても、上下の歯で自由にかんでもらうと、普段かみ慣れた位置でかんでしまうので、 本来の正しいかみ合わせの位置を確認するために、あらかじめ用意した特殊な形に作られたワックスを使います。
まずはそのワックスを上の歯列に合わせます。より精度をあげるため、いったん合わせたワックスを一層熱でとかしてもう一度合わせ氷水につけます。(専門用語でウォッシュといいます)
次にあごの関節を正しい位置に誘導し、ワックスの厚みのある部分を前歯だけかんでもらって位置決めをします。(奥歯は浮いた状態です)もう一度ウォッシュします。
最後に奥歯にワックスを盛って前歯で位置決めした位置の奥歯の位置を記録し、ウォッシュします。そしてその位置が問題ないか、ぐらつきがないか等確認してかみ合わせをとり終わります。
これだけ慎重にかみ合わせのチェックを行っていますが、場合によってはスプリント(取り外し式のプラスティックの装置)を使用しないと、正しいかみ合わせのずれを把握できない場合もあります。
正しい下顎の位置へのこだわり
下あごの位置とは、あごの関節と上と下の歯の列のかみ合わせ関係のことなのですが、矯正治療が必要な患者さんではかなりの割合でずれが大きい方がいらっしゃいます。しかし今までの矯正治療ではあまり診断に考慮されていませんでした。
しかし、下顎の位置が正しい位置とのずれが大きい方は、顎の関節や歯に過剰な力がかかり、顎関節症といわれる顎の病気や歯周病(歯ぐきの病気)のリスクが高くなります。結果的に歯を失う原因にもなりかねません。
そこで、当院では下あごの位置を考慮して正しい位置とのずれを少なくする矯正治療を行っています。その結果、真の意味で機能的な正しい、かみ合わせが得られ、顎関節症や歯周病の予防につながります。また長期的に良い状態を保ちやすくなり、矯正治療の効果も大きくなります。
歯周組織(歯を支える周りの歯ぐきなどの組織)へのこだわり
歯を失う原因のトップは歯周病(歯ぐきなどの病気)です。正しい矯正治療は歯周病のリスクを減らすことができます。歯磨きがしやすくなるだけではなく、歯根(歯の根)を歯槽骨(歯が植わっている骨)の中におさめてあげることと①の下顎の位置のずれを少なくし、正しいかみ合わせに矯正することによって歯に無理な強い力がかからないようにすることが重要なのです。
そのためには、無理に歯列を拡大して歯を抜かないで治療することは必ずしも良いことではなく、歯が骨の中に収まりきらずにかえって歯周組織に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
そのため、ふしみ矯正歯科ではできる限り歯を抜かないようには治療いたしますが、診断により歯を抜いたほうが良いと判断された場合には、患者さんとご相談のうえ抜歯を行います。
また、しっかりと初期治療(歯石の除去や歯面清掃を行い歯肉の炎症を治めること)を行ってから治療に入ることや、定期的なメンテナンスも重要です。そのためには当院では歯科衛生士が矯正治療中の歯の掃除をしっかり行います。
審美性(見た目)へのこだわり
矯正治療を行うことの目的のひとつとして、審美面(見た目)を改善することも目標にしています。
矯正治療を行い、歯並びが改善されることで、審美面(見た目)がより良い状態になることが多いです。
また補綴(かぶせもの)を前提とした矯正治療を行う場合、補綴を行う歯科医師と連携してより機能的、審美的な治療を目指しています。
先に書きましたような、正しい診断を行うことによって、治療の精度は確実にアップいたします。
治療の精度をアップさせるためには、治療の技術、特に矯正治療は、新しい技術がどんどん開発されるため、当院では、できるだけ最新の技術を取り入れ、患者さんの負担が少なくなるような治療を行っています。
例えば、矯正治療では、歯に装置をつけて治療を行いますが、これを効率的に短期間に通院回数を少なく行うために、形状記憶合金のワイヤー、セルフライゲーションブラケットと呼ばれる新しいタイプのブラケット、ミニスクリュー(小さなネジ)などを使って治療法を工夫しています。
形状記憶合金のワイヤーは、小さく持続的な力をかける事ができて治療期間の短縮や痛みの軽減に有効ですが、当院では開業時から使用しています。
成人の患者さんでも、80%以上の患者さんが装置をつけて治療する期間を、約1年半から2年に短縮することが可能になりました。治療の間隔は4週~6週に1回程度です。
当院では、基本的に治療は全て院長自身の『手』で行います。
もちろん、当院には歯科衛生士のスタッフがおりますので、歯のクリーニングや装置を外したりする作業はスタッフが行いますが、矯正治療自体は必ず院長自身が行います。
矯正治療費は決して安くはない費用ですから、歯科医師として責任を持って治療/施術にあたるのが当然であると考えています。